既婚、元多重債務のギャンブル依存サラリーマンの、借金体験記5

こんばんは、けんいちです。

借金体験記を書きたくて、今回が5回目になります。ですが、前回までに書いた通り、依存症のスリップが進行しており、会社が休みだった本日だけで-5,400枚を叩き出しました。

そもそも貯蓄が出来ていないことに焦っていた1週間前。天井狙い稼働を少しでも多くするつもりでボーダーを下げ始めたら、いつの間にかただのギャンブラーに。客観的に依存症の怖さを再認識しています。とりあえず、来月のカードの支払額が、手元の総資産額を上回っている今の状況、どうしたらいいのか真剣に考えようと思います。

気を取り直して…。

転落が加速する、おまとめローンの実態

裏付けがないのであくまで想像だが、借金・多重債務で苦しむ人が一番やりがちで尚かつ、やってはいけないこと、それは“おまとめローン”に手を出すことだと思う。おまとめローンはその名の通り、細々とした借入先を一本化することで月々の返済額を見直したり、金利を有利にする目的で売り出されている商品だ。

だが、そもそも計画的に利用できずに多重債務に苦しんでいる人が、おまとめローンをちゃんと活用できるのか。もちろん、活用できる人もいると思う。だけど、まだ社会経験もなく、金銭感覚が完全に狂っている私には強すぎる薬だったようにも思う。

おまとめローンが振り込まれ、各社に返済を済ませた途端、私の頭によぎったのは“完済”の二文字であった。もちろん、おまとめローンで新規融資を受けているのだから、完済なはずがない。だが、今まで非常にストレスであった各社への返済を一括したことで、借入枠が0から限度額いっぱいまで“回復”したような錯覚に陥ったのだ。

『これからはまじめに生活しよう。借金も一本化して管理しやすくなった。』

『…でも、少し余ったお金で少しだけ打つのは、いいよね…?(良い訳ねえだろ)』

と、あっという間に足を洗うと心に決めたスロットに向かうのだった。しかも、相変わらずの無策な養分スタイルで。

限度額が増えて、まもなく“借金が増えた”状態に。

短期間だったと思う。返済した次の週には、また各社限度額いっぱいまで借入をしていた。おまとめローンにも融資の増額を申し入れ、追加で融資を受けられることに。受けた融資で一部の返済を済ませ、またその次の週には限度額いっぱいまで借入れ。この記事を読んでくださっている方に、依存症の異常さと怖さの一端が伝われば良いのだが。

当時、実家暮らしの学生で、現在のような総量規制が実施される前だったこともあるだろう。全く身の丈に合わないような金額の融資を受けていた。総額200万円以上。

今、自分がいくら借入をしているのかを確認したら、少し冷静になれたと思う。こっぴどく負けた日のテンションで、冷静に事の重大さを認識して、パチスロから足を洗おうと本気で思えたタイミングがあった。事実、就職するまでの約3ヵ月、まったくパチスロに通わなかった時期がある。月々の返済は自転車操業とアルバイト代でコツコツとしていた。

単位がギリギリだったが、なんとか大学を卒業し、社会人へ。社会人になり、アルバイトとは比較にならない収入を得れば、借金問題は全てが片付くと思っていた。振り返れば、卒業~就職も、実家を出て、地元を離れて一人暮らしを開始するなど、大きな環境の変化だった。

そして、その時はそんな環境の変化が依存症の大敵であるとは、知る由もなかった。つづく。

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